埼玉県オリジナル品種の梨、「彩玉」を食す

※リンク切れの修正とあわせ、引用元の文章が一部変更されていたため修正しました。

あまり知られていないことかもしれませんが、
埼玉県の北東部(蓮田・白岡・久喜あたり)では梨の栽培がされていて、
夏の後半から秋にかけては梨の収穫が盛んです。
そんな中、ふとしたきっかけで食べた、
埼玉オリジナル品種の「彩玉(さいぎょく)」という梨が、
とても美味しかったのでご紹介。

そもそも彩玉とはどんな品種か?

彩玉についていろいろと調べてみると、埼玉県のホームページにこんな記載がありました。

「彩玉」は、埼玉県農彩玉の品種特性林総合研究センター園芸研究所で育成した埼玉県のオリジナル品種です。
昭和59年に「新高(にいたか)」に「豊水(ほうすい)」を交配し、選抜を重ねて育成した新品種で、平成17年2月に農林水産省に品種登録されました。大玉(約550g)でジューシー、「幸水」以上に甘い(糖度13度から14度)梨です。「幸水」が終了する8月下旬から9月上旬頃が収穫期です。
埼玉ブランドの梨「彩玉(さいぎょく)」 – 埼玉県

ネーミングは若干ダジャレっぽいところがありますが…
「彩の国さいたま」だけに「彩玉」、なんちゃって。読み方は違うけど。

彩玉を知ったきっかけ

埼玉県久喜市(旧菖蒲町)に、「cafe couwa」というなかなかステキなカフェがあります。
ちょうど去年の今ごろにそこへ行った時に、お店で懇意にされているらしい
大澤農園」という梨農園をご紹介いただいたのでした。
お店からほど近いところに農園があるようだったので、
帰り道にフラッと立ち寄り、梨を購入。
その時はもう彩玉が終わりかけで豊水の季節に入っていたので、
豊水を買い求めたのですが、そのときに彩玉を1ついただきまして。
これが実に甘くて美味しかったので、今年は彩玉を狙って買いに行くことに。

そんなわけで、今年は彩玉を買い求めておうちでいただいてみました。
Camera Roll-430
切る前の写真がないのがアレですが、
さきに引用した説明の通り、いわゆるメジャーな品種と比べると果実が大きめです。
実が大きいから大味なのかな、とか思いきや、
実際に食べてみると、みずみずしくてひときわ甘く、酸味は少なめ。
そんな感じの梨です。他の品種と食べ比べてみると、より分かりやすい。
先日友人の家へ遊びに行くのに、手土産として持って行ってみましたが、総じて好評でした。

通販等で買い求めるも良し、直接農園を訪ねるも良し、
もしくは栽培してる地域の近隣にあるJAの直売所等でも取り扱いがあるようなので、
そちらに行ってみるのもいいかも。
ただ、彩玉の収穫時期は8月後半から9月前半ということなので、
もしかしたら今年はそろそろ終わっちゃう時期かもしれませんが…。